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GITZO オーシャントラベラーでの「滝」「海」撮影リポート ~海の撮影編4

2011/06/11

ジッツオ オーシャントラベラーでの「滝」「海」撮影リポート ~海の撮影編(後編) 
   
水をテーマにした作品を数多く撮影されている写真家の岡嶋和幸氏。
岡嶋氏に、発売されたばかりのGITZOの「オーシャントラベラー」を使用いただき、海や渓流での撮影を行ってもらいました。
今回は、第4回目(最終回)、「海の撮影編(後編)」「総評-滝・海の撮影を終えて」をお届けします。
水辺での撮影、お手入れなど、"実際のところ"のレポートをご覧ください。
 フォトグラファー 岡嶋和幸 
   
 ジッツオ オーシャントラベラー 海の撮影編2 ~海水や砂を落とすクリーニングも簡単

以下、岡嶋氏リポート
   
【海水や砂にも強い 独自のオーシャンロックシステム】
しょうがないことではありますが、海での撮影では、三脚に砂や海水が大量に付着します。
一般の三脚では脚チューブの内部に海水が入りこんでしまい、伸縮の操作性が悪化すると同時に、金属部分のサビなど腐食による劣化の原因となります。
一方、オーシャントラベラーは脚ロック部に特殊な「オーシャンロック*」(写真の青い部分)を備えた三脚のため、海水はほとんど浸入しませんでした。
 ジッツオ オーシャントラベラー
   
一般の三脚であれば、砂や海水が付着したままの状態で脚を縮めると、砂や海水が脚チューブの中に浸入するだけでなく、砂が脚ロック部を傷めてしまいます。
しかし、オーシャントラベラー三脚の「オーシャンロック*」は砂や海水が浸入しにくい構造になっているので、安心して脚を伸縮できます。

*「オーシャンロック」とは、ロック両端の特殊なインサートにより、チューブやロック機構内への水や砂の浸入を最小限に食い止めることができるシステムで す。チューブ内に浸入した僅かな水も、ステンレス製の脚上端部に備えられた特殊なじょうご状の穴から流しだすことができます。


 ジッツオ オーシャントラベラー
   
右の写真のように、水で流せば、付着した砂や海水をきれいに洗い落とすことができます。
金属部分はステンレス製なので、水洗いしても錆びる心配もなく、メンテナンスが非常にラクというのも、使い勝手のよさをグレードアップしています。

 

 フォトグラファー岡嶋和幸氏、ジッツオ オーシャントラベラーで海を撮影
   
【使用後のクリーニングも簡単 常に清潔】
オーシャントラベラー三脚は、上述の「オーシャンロック」の仕組みに加え、脚、センターポール、基部、雲台を簡単に分解できるため、内部に閉じこめられてしまった塩や砂など拭き取ることができます。
写真には写っていませんが、付属の工具を使えば雲台のボールも取り出すことができて、ボール表面のクリーニングも可能です。

 

 トグラファー岡嶋和幸氏、ジッツオ オーシャントラベラーで海を撮影
 通常は乾いた柔らかい布で拭くだけで十分ですが、脚ロック部に塗る専用のグリースも付属しているので、少量を定期的に塗ることで滑らかさを維持できます。  トグラファー岡嶋和幸氏、ジッツオ オーシャントラベラーで海を撮影

 (状況撮影:小山浩司)
 
ジッツオ オーシャントラベラー 総評 ~滝・海の撮影を終えて
私は国内外を問わず旅行をしながら撮影することが多いのですが、そのときに三脚の携行が負担になることもあります。飛行機の移動では、その大きさや重さが問題になることもあります。
しかし、主に日の出前後、日の入り前後の時間帯に撮影するため、三脚は欠かせない撮影機材の1つです。とはいえ、軽量コンパクトなものでも安定性がいまひとつのものだと三脚を使用する意味がありません。ですので、移動手段や旅行に携行する荷物の量などに応じて複数の三脚を使い分けています。

旅に携行する三脚として、「ジッツオのトラベラー三脚は1型では頼りないかも。とはいえ、2型だとやや大きめで出番はさほど多くなさそう」というイメージを抱いていました。
オーシャントラベラー三脚についても、トラベラー三脚の1型と同じイメージでしたが、実際に使ってみると安定感と安心感があって非常に驚きました。
ステンレススチールの採用が、使用時のちょうどよいウエイトバランスにつながっているように思います。
デザインもよく高級感も感じられて、オーシャンロックのマリンブルーのカラーリングもかっこいい。物欲も大いにそそられます。スーツケースにもすっぽりと収まりますから、海外取材での荷造りもすごくラクなのです。トラベラーバッグGC1201Tに収納して機内持ち込みにするのも一手ですね。

近年、私は水をテーマにした作品を多く撮影していて、今年も以下の写真展を開催します。ひとつは海、もうひとつは湖で撮影した作品なのですが、その一部ではオーシャントラベラー三脚も存分に活躍してくれました。

   
 <岡嶋和幸氏 プロフィール>
1967年福岡市生まれ。東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。
スタジオアシスタント、写真家の森健児氏、沼田早苗氏の助手などを経てフリーランスとなる。
世界を旅して、詩情豊かなスナップ作品を発表。近年は主にアイルランドやスコットランド、ミャンマーに足繁く通って作品作りに励んでいる。写真集「ディン グル」(ソフトバンク クリエイティブ)ほか著書多数。2008年の「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)に続いて、2009年は「潮彩」(ペンタックスフォーラ ム)と「学校へ行こう! -ミャンマー・インレー湖の子どもたち-」(キヤノンギャラリー)の2つの写真展を開催する。
岡嶋和幸フォトブログ http://kazuyuki-okajima.com