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[MSoX Interviews]Urbanautica:ドキュメンタリー写真家Raimond Wouda氏にインタビュー

2011/09/07

Manfrotto School of Xcellenceでは、Urbanauticaという非常に興味深いプロジェクトについて、随時紹介しています。
Urbanauticaは、Steve Bisson氏が創設し写真・人文景観を基軸とする研究を発表するWebジャーナルです。
このジャーナルでは、都市環境、たとえば、「社会組織、都市、風景、地球」を題材に探究を深める新しい作品や写真家の紹介をしています。
今回は、オランダのドキュメンタリー写真家Raimond Wouda氏への、「School」シリーズの写真についての特別インタビューを紹介します。

1

「私のスタジオは以前、中等学校(注:日本の中学・高校にあたる)の前にあったので、スタジオに入る度に12歳から18歳までの学生たちの興味深い世界を目にし、私自身が若かった頃を思い出させてくれました。同時に、この学生たちの行動にも興味を持ちました。学生たちはお互い、どう振る舞っているのか。これは写真のプロジェクトとして興味深いテーマとなりそうだと気づきました。その後調べてみると、中等学校というテーマに関しては、写真以外の研究も、芸術プロジェクトもほとんど存在していないことが分かりました。」

2

「中等学校に関して私に興味を抱かせたことは、それが閉ざされた世界であることです。私はそれをマイクロコスモス(小宇宙)と呼んでいます。学生たちはそこに週5~6日行き、毎日同じ人に会い、校庭を取り囲むフェンスという物理的な境界があります。青少年の成長において中等学校は極めて重要な役割を果たします。自分のアイデンティティに気づく場所だからです。従って、中等学校は人がどう形成され、人間としてどう成長するかについて、大きな役割を果たすと言えます。中等学校の環境の中では、周りの人との関係も自分のアイデンティティの形成において重要な役割を果たします。私はどのグループ、どのサブカルチャーに属するのか?私の友達は誰?友達の外見は?友達はどんな音楽を聴き、どんな本を読んでいる?自分自身に初めてするこういった質問は、中等学校の状況に深く関係しています。」

3

「一般的に、中等学校は非常に重要だと言えます:自分の人生とは、自分とグループの関係だということを人に意識させるのに大きな役割を果たすからです。従って、写真の中ではグループの中の「個」を見せることが重要で、それを時に多く、時に少なくしたりします。私はいつもグループを撮っていますが、よく見ると個々の人も見えます。ある意味、グループと個の両方を題材にしているのです。」


Manfrotto School of Xcellenceが紹介してきたUrbanauticaのプロジェクト(英語)
http://manfrottoschoolofxcellence.com/tag/urbanautica/

www.urbanautica.com

www.raimondwouda.com