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[MSoX Interviews]Interview with Harry de Zitter:ハリーデジッター氏へのインタビュー

2011/08/08

Harry De Zitter氏は、ベルギー生まれ、南アフリカ育ち、米フロリダ在住の写真家です。
ジッツオおよびマンフロットの三脚製品のユーザーでありアドバイザーでもあるHarry氏は、過去のManfrottoカタログやGitzo広告に作品や顔写真が登場しています。

日本で実施中のジッツオ の「買い替えキャンペーン2011」(2011年6月24日~12月31日)では、キャッシュバックの代わりに義援金寄付を選択されたお客様にはHarry氏の作品がプレゼントされます。これは日本の震災被害を大変心配し、復興支援活動の趣旨に賛同したHarryさんの全面的な協力で実現しました。今回提供されたHarry氏の写真「Virgin Islands」は英領ヴァージン諸島で撮影されたもので、世界中を旅し続けるHarryさんの情緒豊かな作品の一つです。そして、もう1つが、「Belgium Farm Road」です。これは、Harry氏の生誕地ベルギーで撮影されたものです。

以下のインタビューは、2011年2月にベルギーで開催されたHarry氏の写真展「Coming Home」の直前に、Manfrotto School of Xcellenceが行ったものです。お楽しみください。

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[Manfrotto School of Xcellence]: 本日、世界でも最も多くの賞を受賞している広告写真家の一人、Harry De Zitterさんをマンフロット・スクールオブエクセレンスに初めてお迎えできて大変嬉しく思います。間近に迫っている喜ばしい出来事が、2011年2月25日よりベルギーのアウデナールドにて始まる写真展「Coming Home」です。本日の楽しいインタビューでHarryさんには、この写真展についてだけでなく、写真家人生における出来事についても触れ、長く輝かしいキャリアの思い出話を楽しみたいと思います。

Harryさんこんにちは、Manfrotto School of Xcellenceのためにお時間を割いていただきありがとうございます。

まずは写真展について、このプロジェクトはいつ始まり、なぜ題が「Coming Home」なのでしょうか?

[Harry de Zitter]: 始まりは3年前、世界有数のサイクリングジャーナリストに出会い、彼とともに世界チャンピオンのサイクリストたちのポートレート写真を撮り始めたときです。サイクリストを撮りながら、私が生まれた地方も巡ってみて、私の目やユーモアや感情を惹きつけるものを撮りました。写真展は私が生まれた町、ベルギーのアウデナールド(Oudenaarde)で開かれます。

[MSOX]: 今回展示されるのは何の写真ですか?何か共通項はあるのでしょうか?

[HDZ]: サイクリングの各分野における世界チャンピオンのポートレートと、ベルギーのイメージの両方です。

France_LaFlandre_Beach3_1

[MSOX]: ベルギーやフランダース地方がHarryさんの感情面の大きな部分を占めるのですね?これはHarryさんの写真にどんな影響を与えているのでしょうか?

[HDZ]: 私の無意識の中で役を演じていると思います。私は生後9ヶ月でこの地を離れましたが、その後何度も訪れています。

Belgium_ScarecrowBevere_1

[MSOX]: 人生の中でたくさんの旅をされてきたかと思いますが、ベルギーに「Coming Home」される気持ちは?今まで訪れた他の国々のように刺激を感じますか?

[HDZ]: 「Coming Home」はベルギー人の両親を持ちながらアフリカで育った私のベルギーに対する見方であり、つながりはあるけど遠くからのつながりだということです。どの国も、異なる文化がディテールを染めているので、私にとって刺激的です。

Coming Home

[MSOX]: 今まで訪れた国の中で、キャリアに特に大きな影響を与えた国はありますか?

[HDZ]: イギリスとアメリカです。

[MSOX]: プロ写真家としての人生が始まった、と感じたのはいつでしたか?そのときどう感じましたか?

[HDZ]: 私のキャリアは1982年にニューヨークで始まりました。瞬く間に一流の世界に放り込まれで、とてもエキサイティングでした。

[MSOX]: 今まで達成した功績の中で、一番誇りに感じるものは何ですか?

[HDZ]:世界中の写真を撮ることで良い報酬を得てきたことです。

[MSOX]: 通常の広告宣伝写真の撮影に対し、個人的なプロジェクトのための撮影はどのような違いがありますか?

[HDZ]: 誰のための撮影であるかに関わらず、私は全く同じ信念を持っています。大きな違いは、個人の仕事の場合、私自身がクライアントだということです。

[MSOX]: 写真の後処理に独特のスタイルをお持ちだと感じますが?撮影前にそれを計画しているのでしょうか?

[HDZ]: スタイルは経験から生まれ、やりながら経験していくものです。撮影対象をどのように見せたいか、撮影前にぼんやりとしたアイディアは持っていますが、後処理による見え方の変化は驚くほど限りないので、非常にオープンな心が求められます。

[MSOX]: 「処理」は、ご自身のスタイルや、最終的な作品の「魂」を規定するのに、どれだけ重要ですか?

[HDZ]: 昨今において「処理」が全てです。絵画と同じように、どこから始めてどこで終わるかを知っておく必要があります・・・これも経験と時間から学びます。

[MSOX]: 一番よく使うカメラとレンズは何ですか?

[HDZ]: Canon EOS-1Ds Mark IIとEF 24-70mm F2.8Lです。

[MSOX]: それを使う理由を教えてください。

[HDZ]: 私が好きな焦点距離をほぼカバーし、大きすぎず重すぎず使いやすいからです。

[MSOX]: 最後に、マンフロット・スクールオブエクセレンスは学校なのでお尋ねしたいのですが、写真で生計を立てるかも知れないと考えている若い人にアドバイスをするとしたら?

[HDZ]: Ancora Imparo*・・・学習や観察は絶対に止めず、自分を信じて高い目標を目指してください。

[MSOX]: Harryさん、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

Harry氏の写真展について(写真展は終了いたしました):

Harry De Zitter
[Coming Home]
Venue:CENTRUM RONDE VAN VLAANDEREN – OUDENAARDE www.crvv.be

Feb 25 – May 15 2011

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24FebbraioFiammingo

 

出典:Manfrotto School of Xcellence 「Interview with Harry de Zitter」