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[MSoX Experience] 究極の軽量ビデオ三脚セットは?GT1542Tと701HDVの製品レビュー

2012/06/04

ご留意ください:私はマンフロットのローカルヒーロープログラムを通じて、マンフロットからのサポートを受けています。サポートと引き換えに、マンフロット・ジッツオ・KATA製品に対する正直なレビューを行っており、私のブログでも紹介することがあります。どんな場合も、好意的なレビューを書くよう強制されたりその報酬を受けたりしていません。本記事でお読みになることは製品を実際の状況で、100%、フィールドテストしたことに基づいています。


超軽量なフルードビデオ雲台を、究極の旅行用三脚に取り付けてみたらどうなるでしょう?デジタル一眼レフカメラと組み合わせると非常にうまく使える、めちゃくちゃコンパクトなビデオ三脚セットになります!

一般的に、軽量やコンパクトという言葉は、ビデオ三脚セットとは結びつかず、ほとんどの方には聞きたくもない言葉でしょう。ほとんどの映像制作者は、軽量とコンパクトより、安定性と耐久性を望むでしょう。その4つの要素を、1つのパッケージで手に入れることはできるのでしょうか?ほぼそれに近いものができたのです!

まず、レビューの前に何点か、以下、お断りしておきます:

  • 私が4か月間この三脚を背負わなくてもよい状況であったなら、もっと重いものを選んでいた可能性もあります。
  • デジタル一眼レフカメラを超える大きさの機材にはお勧めしません。
  • 何事にも言えることですが、この選択はある種の歩み寄りであり、万人を満足させるものという訳ではありません。
  • 過去7週間にわたって1日も欠かさず使用してきたため、以下の写真に写っている製品はピカピカの新品の状態とは言えません!


ジッツオ GT1542T

GT1542T三脚は、ジッツオ・トラベラー機構のコンパクト性・軽量性と、通常のマウンテニア三脚シリーズ1三脚の安定性・サイズを兼ね備えています。極めて携帯性に優れながら妥協のない三脚を求めるハイエンドユーザーのために設計されています。

写真のシールは、かなりボロボロになっていますが、7週間ぶっ続けで背負ってた結果です!

GT1542Tはジッツオトラベラーと呼ばれ、私がこれまで使ってきた中で群を抜いて最も軽量な三脚です。脚自体はわずか1kgで、自重と耐荷重の比率は脅威の1:8。それは私自身が640kgの荷物を肩に載せたまま立てるようなものです・・・もちろん私には絶対にできませんが!たたむとこのジッツオ三脚は42.5cmとなりますが、これは収納時の長さを短くするために、脚を180°上に、センターポールを囲むようにたためる機構によって実現します。脚を180°上に回さない場合でもかなり短くなります。4段の脚を伸ばすと116.5cmとなり(センターポールは伸ばさない状態)、これはあまり高くないと感じるかも知れませんが、身長180cm余りの私でも今のところもっと高さが必要だと感じた状況には遭遇していません。あなたがコマーシャルや広告の撮影を行っていて、カメラを非常に高くて厄介な位置に置く必要がある場合は、大型のシステマティック三脚を選ぶかと思いますが、そのような方はもともとこのレビューを読んでいないでしょう・・・。

GT1542Tが優れている点の一つはその驚異的な剛性です。これは6層カーボンファイバーチューブと素晴らしいジッツオ・Gロックの組み合わせによって実現しています

私がGロックを驚異的なエンジニアリングと言っているのは、決して誇張ではありません。以前使っていた2つの三脚は、似たような形のツイストロックを備えていました。
しかしどちらの三脚も、多少の荷重をかけるとズレが生じてしまいました。Gロックが特別である点は、より大きな荷重をかけるとより一層ロックが固く締まることです。ズレは事実上完全に排除され、仕様によると従来のロックシステムに比べ剛性を20%高めています。また、脚ロック内には空転防止の溝が備えられ、脚を伸ばしたり縮めたりする操作が簡単です。

GT1542Tはラピッド式のセンターポールを備え、上げ下げが極めて簡単に行えます。脚ロックと同じ原理で動作し、空転防止の溝などの機能も脚と同じです。

センターポールの下端にはフックが備えられ、カメラバッグやサンドバッグを吊り下げることで三脚の安定性を高めることができます。これはしっかりした基盤が求められる動画撮影の際に、特に便利です。

最後にGT1542Tの機能として挙げたいのが、地面近くまで低くできる点です。各脚の付け根には特殊なストッパーがあり、通常使用のための開脚位置と地面近くで使用するための開脚位置が設定できます。

センターポールを外してトッププレートとフック部品をつなぎ、開脚角度を広げることで、三脚の高さを地面からわずか22cmまで下げることができます。これは素晴らしいのですが、トッププレートを締めすぎて外すのが大変でした!

マンフロット701HDVフルードビデオ雲台

「プロシューマー・プロフェッショナル向けの軽量コンパクトHDビデオカメラのために開発されています。人間工学面の配慮をさらに追求した先進のデザインを採用。グリップ性能をさらに高めたロックやノブ、内蔵フルードカートリッジの改良により一層向上した滑らかさ、右手左手に対応したパンバーロセット、カメラ重心を考慮した最適な位置にセットできるようサイズアップしたスライディングプレートを装備。」

701HDVは市場のフルード雲台の中でも最軽量の部類に入ります。4kgのカメラ機材に耐える仕様を備え、極めてコンパクトなため、旅行や大型撮影機材が現実的でない状況では理想的です。自重は830gで、ビデオ専用雲台としてはかなり軽量です。マンフロットの他のビデオ雲台の自重は1.6kgから4kgぐらいあります。

701HDVはマンフロットの501PLスライディングクイックリリースプレートを採用しています。このプレートは適度に大きく、正しいバランスを確保できます。701HDVはフリクションコントロールが無く、カウンターバランスシステムも大型ビデオ雲台のように強力ではないので、このプレートの大きさは重めのカメラを使用する際に助かります。

プレートは堅固に作られています。カメラのネジ穴に合わせ1/4"ネジと3/8"ネジを簡単に交換できる点も気に入っています。問題点としては、雲台に付けておいた3/8"ネジが外れて紛失してしまったことです(詳しくは後述)。
またもう一つ生じた問題は、プレートに貼られたゴムが浮き上がってきたことです。接着剤と湿度の問題かどうか分かりませんが、実用上というよりも美観上の問題かと思います。

701HDV雲台は、軽量なデジタル一眼レフカメラと組み合わせての使用なら滑らかなパン・ティルト動作をします。固定カウンターバランスは1.5kgのカメラ使用を想定して最適化されています。これは私のNikon D7000に50mm f1.4か12-24mm f4レンズを付けた場合に快適に動作します。しかし80-200mm f2.8レンズを付けた場合にはティルト動作が扱いにくくなるため、その場合は静止画撮影やパン動画撮影までにとどめるようにしています。

雲台には小さなバブル水準器が備えられていますが、今回の組み合わせでは三脚にも雲台にも水平出しのためのボールが備えられていないため、この水準器が便利です。通常のビデオ三脚・雲台の構成の利点は、水平出しのためのボールがあり脚の長さ調整に時間を掛けずに済むことです。

701HDVのパンバーの角度は簡単に変えられ、また左手操作のために反対側に付け替えることもできます。溝同士を噛み合わせてから締め付けることでパンバーが固定されますが、100%正しく噛み合っていないとグラつきが生じたことがあったので注意してください。

もう一つ、あら探しをするとすれば、プレートを固定する小さなノブについてです。オープンに露出した設計になっているため、すぐに泥やホコリにまみれてしまいました。これをどう防げるか分かりませんが、私はバックパックに付けて7週間撮影旅行したあと、相当に掃除をしなければなりませんでした。

また、六角ネジボルトのプラスチックのカバーが簡単に緩んでしまいました。実際にはトッププレートが防いでくれて簡単には外れませんが、私の強迫観念を呼ぶことは確かです。

最後は、製造上の問題というより使用上の注意です。雲台のトッププレートの裏側には、501PLに付属のスペアのカメラネジを保管しておくためのネジ穴が2つあります。気を付けないと、それが緩んできて落下してしまうので、ご注意ください。私は3/8"ネジを紛失してしまいました。幸い私のカメラは全て1/4"ネジ穴なので問題にはなりませんでしたが、ネジが自然に緩んできてしまうことに注意してください。

Conclusions結論

私の細かいあら探しや批判はあるものの、701HDVは非常に素晴らしく、耐久性に優れた軽量な旅行用ビデオ雲台です。使えば使うほどその弱点を乗り越えられるようになり、雲台に大きな荷重をかけない限りはパン・ティルトの動きは極めて滑らかです。

ジッツオGT1542Tはエンジニアリングの粋を凝らした三脚で、使ってみるまでは、それがどれだけ堅牢かは想像できないでしょう。私は過去に似たような三脚を使ってきましたが、どの三脚もいっぱいに伸ばすと脚がたわむという問題がありました。GT1542Tでは、フックに重いバッグを吊り下げた場合でも、脚はたわんだことがありません。コンパクトな旅行用カメラ三脚としては、更に高価なジッツオオーシャントラベラー三脚を除けば、お金で買える最高の価値と言えるでしょう。

GT1542T701HDV雲台を組み合わせて使うと、見事な、軽量旅行用ビデオ三脚セットとなります。合わせて自重わずか1.8kgで、入手可能なフルードビデオ雲台と三脚のセットとして最軽量の部類に入るでしょう。これまで7週間(そして引き続き13週間も)背負ってきましたが、5-6kgのビデオ三脚/雲台のセット担がずに済んだことは、天からの恵みに思えてきます。もちろん、いくらかの安定性と、素早い水平出し用のボールの利便性は諦めなければなりませんが、その制約とうまく付き合えば、見事に使えます。

この組み合わせは、専用のビデオ三脚・雲台を既にお持ちの方で、旅行や山登りのための小型軽量な製品を必要とされる方にも最適だと思います。航空会社が荷物重量についてどんどん厳しくなっている中で、多額の重量超過料金を要求されることなく、バックパックの中に収納するのに理想的な組み合わせです(私の55リットルのバックパックに収納しても、まだ高さに余裕があります)。

この組み合わせがどれだけ軽いかお見せするため、私の信頼できる6歳のアシスタントが、顔を一切しかめることなく、高く持ち上げている写真をここに掲載します。皆様も6歳くらいのお子様に、お使いの従来タイプのビデオ三脚を持たせてみてください!

Jacob James 著
www.jacobjamesphotography.co.uk


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